博物館巡り

今回は『テレビゲームとデジタル科学展』を見に国立科学博物館と、その帰りに前回休館だった長谷川町子美術館の二本立て。
・テレビゲームとデジタル科学展
コンピュータの歴史とその中から派生したゲーム機といった感じの展示であった。
世界初の電子計算機ENIACのパーツが展示されていた。この機能だけなら今じゃ顕微鏡でないと見れないぐらいのサイズだが真空管で作られた物なんで本当にでかい…。
展示順に見ていくとプロセッサの開発、ワンボードマイコンのTK-80、apple1と時代は進み、PC-8001、MZ-80Kとやっと自分が知っている時代になった。そのあともPC-8801PC-9801(初代)、コモドール64等と懐かしい物が続き、MSX(SonyのHitbit)、そして『ぴゅう太*1などという色物も…。初代のPC-ATやMacも展示されてたっけ。
ゲーム機の方は黎明期のテニスゲーム等から始まり、インベーダゲーム等のアーケードゲーム、アタリ、ファミコン…そして最近へと時代順に展示。スペースインベーダの開発資料が展示されていたり、ギャラクシアンの基板が展示されていたり(使われてる部品の型格を目で追ってしまう…職業病ですな)と僕らぐらいの世代には懐かしさ炸裂状態。
最後にグッズ売り場。真空管があった…2000円。オブジェとして面白いかもしれないがちょっと高い。
長谷川町子美術館
お台場冒険王連動企画とかでアニメサザエさん展・長谷川町子原作展となっていたため、収蔵コレクションは見れなかったが、サザエさんの連載開始の頃の話や美術館設立の顛末が書かれた漫画とか磯野家の模型が見れたし、学芸員の方が色々説明してくれていて面白い話…ある部屋の奥にはマス夫さんの『趣味の(タマも逃げ出す)バイオリン』が隠されていて、ちゃんと模型にも作りこまれているとか、展示されている原稿が切り貼りなのは新聞と単行本では枠のサイズが違うので、単行本化の際に新聞用の原画を切り貼りして、広がった分を書き足しているとか…も聞けた。

*1:バンダイが出した日本語BASIC搭載というチャレンジャーなマイコン。型番がRX-78なのは流石バンダイ