読了

  • 有栖川有栖 孤島パズル (ISBN:4488414028)
    何となく西澤保彦のタックシリーズを読んでいるような錯覚を感じる作品だったような…。
    作中で本格には付き物の密室とダイイングメッセージが登場するが、本作ではそれらの謎解きに重みはまったく持たせず軽くスルーさせ、それ以外のとあることを元に江神が犯人を特定するという持っていき方には軽く虚を突かれた感じであった…
    後もう一つ、この話の発端ともいえる『進化するパズル』がうちのサイトでメインに扱ってる物に絡んでいて、正直『そーくるか』って感じ。しかしあれは『進化』なのかが微妙な所かと。