電波測定

電波測定…何をするかというと、開発中の装置から出る妨害電波が基準値以下である事の確認。これについては回路だけでなく基板のアートワークや筐体の造り等の様々な要因によって変るところなので、実際に測定するまで判らないという厄介なもので、以前電波測定の手伝いに行った装置*1の様に対策を全て入れたら別の所から漏れ出したという事もある。
この基準値にはVCCI class Bという家庭環境で使用する物とそれ以外の環境で使用するVCCI class Aという2つのクラスがあり、当然家庭環境で使用する物の方が厳しい(10dB低い)。今開発している物はシリーズとしてはずっとVCCI class Aであったが、企画からの勝手な要望で今回はVCCI Class Bを通すことになった。
今回は測定するだけでなく、基準を超えていた場合その場で基板や筐体に対策を施して原因と対策方法を決める必要があるので土日の2日間を予定した訳だが、あっさり通ったんで今日で終わり。
後は正式なファームが出来る1ヶ月後に最終測定を行って申請すればok。