試行錯誤中

現在、組立図に使うパーツの絵にトゥーンレンダリングした物を使っているが、この絵をラスタデータではなくベクトルデータにする方法はないかと思いネットで調べてみた。

構造系3D-CADソフトで2D図面化

構造系の3D-CADソフトには普通、透視図で2Dの図面化する機能がある様なのでDXF経由で放り込めば出来そうだが、業務で使うような物なのでフリーの物が殆ど無く、1つだけあったがdownloadするには個人情報を書かなければならないのでパス。*1

ベクタレンダリング

ベクタでレンダリング可能な物を探してみたらSWIFT 3DとMayaぐらいしかない模様。Mayaはちょっと買える値段ではないが、SWIFT 3Dなら3万円程度…微妙〜。組立図の絵を作る為だけに買うのはちょっと。

力技

今持っているソフトだけで出来る方法を思いついた。
MetasequoiaのUVマッピングの平面投影と、UV情報をポリゴン単位で三角・四角の閉じた線形状で取り込むIllustratorの自作スクリプトを使う方法。手順は以下の通り

  1. 対象objに対してUVの並行投影を行う。このとき視点のピッチ等のパラメータを並行投影のパラメータに入れるとパースビュー通りUVマッピングが出来る。*2
  2. UVマッピングしたデータを保存し、そのデータを自作スクリプトIllustratorに取り込む。
  3. UVマッピングなので陰面処理がされる事はない。そこで順番を変えたりポリゴンをパスファインダで論理演算するなどして陰面処理と同じ事を手動で行えば終了。

この方法だと陰面処理の手作業が面倒。ポリゴンの座標計算して視点から近い順に線形状の順序を入れ替える機能をスクリプトに入れればかなり楽になりそうだがそれを組み込むのはもっと面倒なので、とりあえずはこの方法かと。

*1:そんなの嘘書けばいいんですよと言った人がいたがそれもどうかと…

*2:V2.4から並行投影の各角度を数値入力可になった