工具 〜レタッチ〜

レタッチをやるとやらないでは出来上がりに違いが出るので、レタッチすることをお勧めします。
どういったところをレタッチするか?ペーパークラフトを作った事がある人なら経験があると思いますが、組み立てた時に紙を貼り合せた箇所で紙の断面の白が目立ちます。そこで紙の断面を表面の近似色でレタッチすると断面が目立たなくなります。

1.サインペン

手軽に塗れるし、デザイン用の物なら色の種類には困らないのですが、インクの量が制御できないので紙質によっては表ににじみが出てしまい却って目立つ場合があるので、使い所が難しい為今はあまり使っていません。

2.アクリルガッシュ

アクリル水彩絵の具。断面のレタッチであれば基本色のセットだけでたいていの色は作れます。にじみについては水の量や筆先の絵の具の量で簡単にコントロールできます。デメリットは筆や水差しとかパレット等を用意しなければならないのでサインペンほど手軽ではない事でしょう。
アクリル水彩絵の具でなくても良いですが、普通の水彩絵の具では耐水性が無いので、指先の水分で絵の具が落ちて他のパーツに色移りすることがあります。そんな訳で乾燥後に耐水性が出るアクリル水彩絵の具の方が良いと思います。ちょっと大き目の文具店でも売っていると思いますが、画材店に行けば買えます。私はこういった画材関連はITO-YA 青葉台店で買ってます。

3.筆

断面に塗るのでそんなに大きな筆はいりません。模型店で売っている模型用の安い筆を使ってます。

4.パレット

水彩絵の具を使っていたときは絵具皿を使っていましたが、アクリルガッシュでは乾燥すると取れなくなるので、模型店で見つけた軟質ビニールっぽい材質のパレットを使ってます。このパレットは乾燥したプラカラーが簡単に剥がせるというのがウリで、アクリルガッシュも乾燥後に「ペリペリ」と剥がれるし、蓋も付いているので混ぜ合わせた色をある程度は保存できるので便利です。*1

5.ビン

よく使う色はまとめて作ってビンにいれてあります。タイヤやメカ周りに使う濃いグレーを作って持っています。

次は…その他かな?

*1:量にもよりますが2日ぐらいは大丈夫でした