Illustratorへ

展開図をペパクラデザイナからIllustratorへ移す。
ペパクラデザイナVer3での機能追加点にeps出力で輪郭線が接続されるというのがある。従来は全て個別の線*1でしか出力できないのでスクリプトでちまちまとパーツを閉じた線形状に置き換えていました。その手間が省けると言う事で使ってみた。
…うーん、ちょっと問題が。

  • 長さ0のパスが出る。
    Ver1の時にpdf経由でIllustratorへ移していたが、この時糊代の角の所で長さ0のパスが大量に出来てしまうということがあったが、Ver3のeps出力でもこれと同じ現象が発生してます。Ver1の頃に作ったスクリプトをちょっと改良してこれをまとめて削除するよう対応。
  • 折り線は繋がらない上にレイヤが分かれていない
    折り線を繋ぐアルゴリズムはかなり難しそうだから仕方無い所。Ver2の時もepsでは切断線と山折り,谷折り線がレイヤに分かれていなかった気がする*2

これらをまとめるとペパクラデザイナからIllustratorへの移す作業は書き手順になる。
1.ペパクラデザイナでのエクスポート、印刷
山/谷折り線をなしにしてepsでエクスポート→切断線
dxfでエクスポート→山折、谷折の線
印刷で「いきなりpdf」指定→テクスチャのテンプレートとなるbmp出力*3
2.Illustratorで読み込み。
1)epsファイルを読み込み、長さ0のパス削除のスクリプト実行。
2)dxfファイルを読み込み、そこに先程の1)の内容をコピーして位置合わせを行う。dxfの切断線のレイヤは位置合わせに使った後削除。
3)pdfファイルを読み込んで、bmpと適当なパス1本を2)のファイルへコピーして位置合わせ。
そうして出来た2)のファイルがコレ

ここからは先に作った3D用のテクスチャを素材に展開図のテクスチャを描いてゆきます。

*1:例えば、四角形だと4本の線が輪状に繋がらず、直線4本が並んでいるだけ

*2:なのでレイヤに分けてくれるdxf出力を使っていた

*3:面倒だけど、bmp出力だと位置合わせがピタッと合わせられない。