F/A-18C その3


次に組立図の組立て順序完全無視で主翼を取付けます。
主翼の接着面は主翼断面積分しかなく主翼にベロがあっても意味ありません。ハセガワのはどれもこんな感じですが…。これでは主翼の角度を決めづらい上に強度的にも不安なので、胴体上部内側に5mm角のプラ棒を貼付けて主翼のベロを固定する様にしました。
胴体部のフラップがあった箇所に穴が開いているので、そこをプラ板で塞いであります。
胴体部のポリパテは機体の背中の部分を少し削ったのでその裏打ちのためのものです。


次に胴体下側にエアインティクのパーツを接着します。
合わせ目が楽になるようエアインティク側に合わせて接着すると、後ろ側に0.5mm程度の隙間がぽっかりと…うぅむ。仕方が無いので、くさび状に削った0.5mmのプラ板を隙間に差し込んで流し込み接着剤で接着。硬化後に余分な部分を削ってやるとこの通り(赤い矢印の箇所)。
この胴体後部ですが、上下の合いが悪い上に断面が薄いので、合いの矯正と接着強度の確保の両方のために内側に1mm厚のプラ板でガイドを貼り付けてあります(青い矢印の箇所)。

胴体下部に梁を入れて矯正。この部分が内側に入り込んでるためガイドの効果がないので、これで矯正してます。

フラップ/フラッペロンのヒンジ部の細工…実際にヒンジを入れるわけでなく、それっぽい物の追加するのとこれによって接着面が増えて接着強度upします…多分。
φ1mmの丸やすりで削った所にφ1mmのプラ棒を貼り付け。これも硬化後に余分な部分を削り落とします。主翼側も同様に同じやすりで半円の溝を削っておきます。

インテークベーンとストレーキの間がこんなに離れています。

実機ではこの様にインテークベーンとストレーキはくっついています。

インテークベーンを延長するため、隙間分の厚さのプラ板を貼ります。とりあえず硬化待ちの間に別の作業を…

F/A-18Cは駐機時にラダーが傾きますので、垂直尾翼から一度ラダーを切り取ります。垂直尾翼と胴体の合わせ目も弄る必要があり、作業の邪魔になるのでまだラダーは取り付けません。
衝突防止灯もクリアパーツに置き換えるので削り落としておきます。