RF-4E 50th記念塗装機 その1


予告通り、ナイト2000のクリア塗装の完全乾燥まで、こちらの作成を行います。
実はフジミのプラモは初めてですが、ハセガワの新版が出るまでは1/72のベストキットと言われてたらしいので、ちょっと期待です。

まずは仮組み。…型がヘタってるのか設計が良くないのか盛大にヒケやらバリが出まくってます。あと何というかパーツの接着面積が狭くて華奢な感じがします。
セガワの新版と比べるとパネルライン少なめでリベット跡は全くなし…今回のはカラーリングが派手でごちゃごちゃしているので、リベット跡があると却って五月蠅くなりそうなので、パネルラインやリベット跡の追加はしないでおきます。ただし、今あるパネルラインが非常に浅くので彫り直しはしておきます。
あと、箱にも書いてありますが実機はRF-4EをF-4EJ改同様にレーダー等の追加改修を行った機体ですが、プラモデルは素のRF-4E。更に塗装図もシルバーの箇所がデカールだったり塗装だったり(色味・反射の具合を合わせるのが大変そう)で、フジミは真面目にやる気があるんでしょうか?

インテークベーンを後ハメ出来る様に切り離します。
下がbefore・上がafterです。位置決めと接着強度を稼ぐ為に裏面に溝を彫ってベロを追加してます。下のを見ると丁度光の反射で表面の状態が見れますがぐにょぐにょにヒケてます。あちこちこんな感じなんですよ…ハセガワ・タミヤと比べてヒケを抑える工夫が足りないんでしょうかね。

まずは胴体左右を貼り合せて合わせ目を消します。
実機では背のアンテナは1本だけですが、キットには形状の違うのが2本付いてます。おそらく改修前のだと思いますが…実機と同じアンテナのパーツは付いて無いので、元のは切り飛ばし、後でプラ板で正しいのを作ります。
背の部分パテの後が沢山付いてますが、ここもヒケまくりだったのでパテで綺麗な曲面になる様に修正してます。
コクピットの内部をC324で塗っておきます。これもエアインティクが行き止まりになっているので、奥が暗くて見えない感じにする為に白を塗った後にフラットブラックでそれらしい影を付けてます。

エアインティクの内側も予め白で塗っておきますが、これも奥の方をかるくフラットブラックでグラデをつけてます。