RF-4E 50th記念塗装機 その5

いよいよ機体の塗装です。

今回は全面メタリックカラーなのでまず下地とツヤありの黒を吹いてます…うーん、真っ黒のファントムだと8SQっぽいです。
写真には写っていませんが、エンジン周辺や水平尾翼の無塗装部はスーパーアイアンとスーパーチタンで塗り分け、その上からスモークグレーでパネル事の色の違いを出してます。黒で塗装する箇所はこの下地の色をそのまま残すのでマスクしておきます。

何故か背と垂直尾翼前縁のシルバーがデカールにないので、これをデカールの色味に近いSM01スーパーシャインシルバーで塗装してマスクします。このシルバーの端がデカールで貼付けるラインが等間隔になっているので、スキャンしたデカールをA4ポストイットに印刷した物を仮止めして、それを目印にマスクします。
デカール貼ってから塗れば位置決めが簡単なんですが、その場合はクリア吹いた後でもデカールがマスキングテープに持って行かれる可能性があるのと、そのシルバーの上に貼るデカールがあるので手間と塗膜の厚みが増える(塗装工程1個増える)のでこっちの方法を採ってます。

マスク後、色が斑にならないようマスクからはみ出しているシルバーの上に黒を吹いてからメタリックブルーの塗装に入ります。

色はGXメタリックブルーとGXメタリックダークブルーの2つを用意し、どちらを使うかはテストピースに吹いて決めるつもりだったのですが…どっちも下地が黒だと全然青くなりません…普通のシルバー系のメタリックと比べて隠蔽力かなり弱いみたいです。
結局、スーパーシャインシルバーを下地にしてGXメタリックダークブルーを塗ることで何とかなりました。
ランディングギアとその格納庫をGXホワイトをベースに調色したC316ホワイトFS17875代替品を吹いて終了。細部の塗装はデカール貼った後にやります。
明日は色々予定もあるし、ファントムはデカールが多くて1日で貼り終わらない可能性が高いので来週の土日にデカール貼りをします。