F/A-18C その11


マーキングの黒を塗装・全体にクリア吹き・スミ入れ完了。
いよいよホビーショーで買ってきたジャンク品のデカールを貼ります。
休憩や雑事を合間に入れながら半日かけてデカール貼り完了です。

普段、シルバリング防止の為にクレオスのマークセッターを使ってますが、デカールの端の部分でシルバリングを起こす事が多々あるので、今回はもっと強力という話の「GSRデカール軟着剤」を試しに使ってみました。使った結果は、確かに強力でデカールがピタっと付いてシルバリングを起こしてません。ただしソフター成分がかなり強いので位置合せに時間がかかるようなデカールに最初から塗布すると失敗しそうなので、貼付けて固定した後に上から塗ってます。

パテで埋めたインテークベーンのモールドの場所には、自作デカールを貼付けてます。
実機と比べて点(穴)が随分と大きいです。これ以上小さい点はプリンタの印刷でつぶれてしまうので仕方なくこのサイズにしてます。でもモールドよりは雰囲気が出ていると思いますが、ちょっと色が濃いので、コーティングのクリア吹いた後にベース色を薄く吹いて馴染ませる予定です。
ラクデカールのコーティングをMrカラーのクリアで行うと、マークセッターの類を使った時にデカールの端がカールして綺麗に貼り辛くなります。おそらくベースフィルムがソフター成分で伸びるのにコーティングのクリアーは影響を受けない為、表裏の伸縮の違いでカールしてしまうのでしょう。ならば表も影響を受ける物でコーティングしてやれば良いはずです。
転写デカールはニスが塗られているので、ニスはソフターの影響を受けるはず。紙用ニスを吹いた物で軟着剤を使ったところ、端がカールする事もなく軟着剤の効果でぴたりと貼付いてくれました。今後は自作デカールには紙用ニスですね。ちなみに使用したのはワシン製の紙用ニス水溶性つや出しニスです。
デカールの乾燥後にはみ出た糊や軟着剤をほんの少し中性洗剤を混ぜた水を使って拭き取り、その後全体をざっと水洗いします。デカール貼付けの際に付着した埃や綿棒の繊維もこれで洗い流します。
後はデカールをしっかり乾燥させる為、来週までおいておきます。