F-4EJ改 定番品 その8


退色とタッチアップの再現の為、マスキングゾルでタッチアップ箇所を塗ります。この方法は『エアモデル ウェザリングテクニック』で紹介されていた方法です。ここまでがっつりやったのは初めてですが、爪楊枝でパネルラインを塗っていくのは結構大変でした…

退色箇所は白を混ぜたベース色で少しムラ気味に吹き、タッチアップの境界に出る汚れは黒を混ぜたベース色でマスキングから少しはみ出す感じで吹いてます。
マスキングを剥がした後にマスキングした境界を薄めたベース色でさっと吹いて馴染ませます。先の書籍では馴染ませるのに使うのは汚しの色でしたが、退色の箇所もあるのでベース色を使ってます。
退色・汚しをいれて情報量を増やしたので、のっぺりした感じはなくなりました。これでデカールを貼れば更に情報量が増えていい感じになっていくかと。
ノーズの黒や細々とした塗装を行い本体の色塗りは終わり。後でデカール貼りの為のクリアがけをします。

出戻ってから作成した物でミサイルを搭載したのはF-20だけですが、今回は吊し物にミサイルを付けます。兵装は戦闘空中哨戒の「610ガロンタンクx1、370ガロンタンクx2、AIM-9Lx2」で行きます*1
「そのために武器セットを買うのはちょっと…」と思い、以前作った物の未使用パーツを漁ったところAIM-9Lが2個出てきたので、これを使用してます。

キャノピーの枠(パッキンかな?)も塗らないと雰囲気出ませんが、これが非常に細いので塗装が困難です。
そこでエナメル塗料で塗った後に余分をエナメルシンナーで拭き取ってます。

*1:組立図を見たら通常610ガロンタンク使用時は370ガロンタンクは使わないとあるが…うぅむイカロス出版の本とどっちが正しいんだ?