A-10 その1

A-10はあの独特な形が好きでペーパークラフトでも作っていますが、プラモデルの方でも作りたいと思っていました。先日横田フレンドシップディに行ったのも、A-10のプラモデル作成用資料写真を撮る為でして…カラーリングも横田で見た機体にする予定です。
キットの方は、A-10の1/72はタミヤ(イタレリ)が決定版とのことなので、それでいきます。(ハセガワのより安いのも魅力)
イタレリのプラモデルを作るのは初めてですが…なんか離型剤と思われる油っぽい物がキット表面に付いてます。twitterで聞いた話ではイタレリはそんな事無いらしいですが…ハズレを引いたんですかね?。とりあえず、ランナーごと洗剤に浸け置きして洗浄しました。

仮組み。
予想通りかなりのテールヘビーです。組立図に錘を入れろとは書いてますが、どれだけ入れるのか書いてません…不親切です。仕方ないので仮組みして錘の位置と量を調べましたが…6gの錘2個でも足りないのは初めてです。
全体の合いは悪くはないですがパーツが微妙に歪んでる所があって、ピタリと合わない所が何箇所かあります。

錘は組立図指定の位置ではなく、こんな感じで機首の先端に近い方に入れ、瞬着で固定した後に隙間をエポパテで埋めてます。

このキット、コクピットは凸モールドになってますが、実機とは結構違ってます。1/72だと組んだらあまり見えなくなるのでそれっぽく塗装して終了。
…この時ショッキングな事が判明。シートの左右のパーツを無くしたぁぁぁ。どうやら、うっかり不要ランナーと一緒に捨ててしまった模様。
ネットで調べたらA-10のシートはF-15/F-16等と同じAcesII…ハセのF-16*1ならあるので、そこからシートを持ってくればいい!…と思ってパーツを見たら…ナンデスカコレハ?と言いたくなるぐらいおざなりな造型。というかA-10のシートって1/72のAcesIIの中でかなり良い出来何じゃない?
移植はやめにして無くしたパーツを自作する事にしたのですが、不幸は続く物で…主翼パーツを下手こいてリカバリ不能な状態にしてしまい、結局もう1個キットを買う事にしました…orz。

イタレリのA-10のシートはハセのF-15F-2と比べても出来が良いので、せっかくなんで後日F-15等を作る時の為に、複製をとる事にしました。
型取りはいつものお湯まるですが、複製の材料はエポパテではなく光硬化パテを使用しています。粘性の関係なのかこういった厚みが薄い物は光硬化パテの方が複製がうまく行く様な気がします。

胴体の左右を貼り合せて合わせ目消し。赤い○で囲んだ箇所の出っ張りは先日横田で見た機体には付いてませんでしたので、切り落とします。
これ以外にもあちこち改修か何かでアンテナ類が増減しているので、その辺りは修正していくつもりです。

*1:F-2の時に排気ノズル移植用に超特価品を買った物で現在は部品取り用