美保基地50th YS-11&C-1 その3

今回はYS-11です。

コクピット内をエアクラフトグレーで塗った後、機体本体の左右を貼り合せます。
型抜きの関係からかパネルラインのスジ彫りがだるいので一度彫り直します。
今回からスジ彫り工具にクレオスの0.15mmのラインチゼルを導入してます。このラインチゼル、思った以上に綺麗に彫れるので気に入りました!タガネの類なのでRのキツイ曲線を彫るのはキツイですが、そこは従来通りケガキ針でやるので問題なしです。
YS-11のキットは旅客機の型なので、空自のこの型(YS-11Pだっけ?)ではドアの有無や形状が違っているので、ドアのスジ彫りを変える必要があります。
左側面の前後のドアは形状が違っていますが、ここはドアのデカールがあるのでスジ彫りは埋めてしまいますが、パネルラインがドアを通過しない様デカールのドアの寸法分パネルラインは無しにします。
右側面ですが、赤矢印で示した前のドアは実機に無い*1ので埋めてパネルラインを延長します。その代わり機体下面にハッチらしきドアが2つあるので、ここにはスジ彫りを追加しておきます。
下面の前後に長いアンテナが2つありますが、このタイプでは形状が違うので切り落としてます。

主翼の組立てですが、そのままだと主翼先端が少し下側に垂れ気味になるので、当て木(割り箸)して上下を貼り合せます。エンジン部との継ぎ目に盛大に隙間が空いているのでプラ板を差込んで接着しています。
実機の写真と見比べると…エンジンの排気口のカバーの形状が少し違います。あと上下パーツの合わせ目を動翼の端っぽくしてますが、フラップ下面は違っているので埋める必要があります。この辺りの詳細は後々説明します。

*1:後ろのドアがあることを見落としてました。