インプレッサWRC2004 その1

以前予告した『デカールがベタベタ貼られた車』のスバルインプレッサWRC2004 ラリージャパンです。

ちょっと年期が入って黄ばんだ箱ですが、中古とかオークションで手に入れた物ではありません。
2005年にインプレッサWRC2004の内装の資料用として購入したもので、「いつかプラモを再開したら作ろう」と押し入れで保管していた物です。
2年程前に出戻りモデラーになった時にコレを作ろうと思ったのですが、当時はインプレッサのメタリックブルーに合った良い塗料が無く、塗料で良いのが出るまで待っていた訳で…ガイアノーツのメタリックウルトラマリンブルーやクレオスのGXメタリックブルー等かなり近いメタリックブルーが出てきたので、ようやく作成する事にしました。

まずはクリアの乾燥に時間をかけるボディからやります。
塗装図を見ると、ウィンカー上のデカール位置に違和感があるので、実車の資料を引っ張り出してみると、ウィンカーの位置が下になっています。今あるウィンカー取付け穴はお湯まるで型を取った後に塞ぎ、その上にざっくり穴を開けてからエポパテと先程の型で新たな取付け穴を作ります。
ボンネット・トランクのキャッチピンとウォッシャ液噴出口は切り落として0.3mmの穴を開けておきます。キャッチピンは洋白線に置き換え、噴出口は前回同様複製した物を後から取付けます。
今回もドアのキーシリンダは1mmのピンバイスで穴を開けて後で洋白線に置き換えます。
パーティングラインを落とし、全体に1000番でペーパーがけをしておきます。

エアブラシでサフを吹いて、ベース色の白を吹きます。
実はこれTAKE2です。
最初スカイブルーを下地にガイアのメタリックウルトラマリンブルーを吹いたんですが…凄く好みの良い色ですが実車とは違う色になってしまったので泣く泣くうすめ液にドボンして再チャレンジ。
今度はクレオスのGXメタリックブルーに色ノ源のシアンを混ぜて調色。隠蔽力の低い色なんで、下地に白を使ってます。

出来たボディがこれ。
写真だとちょっと色合いが変ってしまってますが、肉眼ではかなり実車に近い色合いになりました。
フェリオで使ったGXダークメタリックブルーはちょっと粒子が大きめでしたが、メタリックブルーは粒子が細かくて丁度いい感じになってます。
メタリックの保護とデカール貼りに備えてクリアをかけて今回は終了。次回はデカール貼りです。タミヤデカールはソフターに弱いと聞くので慎重に行いたいと思ってます。