F-14A ミッキー機 その2


機首と胴体の合いが良くなく、機首側で調整する必要があるため胴体から先に組立てます。
組立てる前にエアインティク内を塗装します。
ネット上にある写真で見たエアインティク内部はオイルっぽい汚れがびっしりで地の白が見えない状態でしたが、この機体は汚しはさっぱり目にするのでエアインティク内の汚れも抑え気味にしてます。
オイル汚れはタミヤウェザリングマスターの「オイル」をこすりつけて表現。結構いい感じになってくれます。
タービンブレードはスーパーチタン吹いた後にエナメルのダークグレーとウェザリングマスターのオイルで適度に汚しいれてます。
写真撮り忘れましたが、エアインティクの入り口側は機体下面色と同色なのでC316(ホワイトFS17875)になりますが、C316も隠蔽力が弱いので隠蔽力の強いGXの白をベースに調色した物を吹いてます。

胴体部の組立てですが、組立て図ではまず上下を貼り合せ、1を2に取付けてから胴体に接着する順序になっていますが、それだと緑の矢印で示した部分に隙間が空くので、緑の矢印の部分に隙間が空かないよう先に2を3に取付けてから1を取付けています(上下の貼り合せは一番最後)。このやり方だと緑の矢印の部分はピタリと合うのですが、1の取付けで隙間が豪快に空く(赤い矢印)のでプラ板を突っ込んで固定します。

上下を貼り合せ、胴体後方の出っ張りのパーツ(緑の矢印)を取付けたところ。このパーツが悩み所で、合わせ目消しを行う必要があるのですが、これを付けるとエンジンノズルを塗装後に取付ける事ができません。マスキングすれば良い話ですが面倒なので最後に取付けたい所です。
エンジンノズルのパーツを胴体に収まる部分で切り離して外に出ている部分だけを塗装後に接着する方法もあるようですが、自分はノズルの間にあるビーバーテイルごと後付けにすることで対処してみたいと思います。

胴体が形になったので機首に取りかかります。
コクピットのコンソールには付属のエッチングパーツを使いましたが、このエッチングパーツはコクピットのパーツと形状が違う箇所があって、そのままだと機首の貼り合わせに支障をきたします。
乗降時のステップ(次の写真の矢印の箇所)の内側が飛び出しているのがエッチングパーツと干渉しているのが原因で、コクピットのパーツではそこを避ける形状ですがエッチングパーツは避けていません。仕方が無いので出っ張っている部分を削り落として干渉しない様にしました。
塗装はつや消しブラックを塗った上にエナメルのライトグレーをドライブラシしてボタン類を浮き上がらせて、適当に赤と黄色をそれっぽく追加してます。
黄色の矢印のエッチングパーツ一度紛失してますが、幸い以前ジャンクパーツで買ったF-14エッチングが1枚あったのでそれを使ってリカバリしてます。ジャンクに助けられたのがこれで2度目…

機首の左右を貼り合せます。胴体と機首の合いが悪いので青の矢印の箇所にプラ板入れて幅を広げてます。その影響で水色の矢印の箇所に隙間が出ているのでここはパテで隙間を埋めておきます。
レーダードームのパーツには組立て図では5gの錘の指示があるので、ここにはエポパテで6gの釣用錘を封入しました。