駆逐艦 夕立 その1

スケモ祭のF/A-18Fは大体のパーツの下処理が終わってこれからは接着剤の硬化や塗装等で待ち時間がかかることが多いので、ソロモンの悪夢こと駆逐艦 夕立に着手します。

ピットロードの白露です。これで白露型の前期の物が作れるのでこのキットを使います。
純正のエッチングパーツが付いてるので少し(300円ぐらい)お得です…手摺りも付いてたらもっとお得なんですけどね(ぼそ)

まずは船体の作成。今回も…というか今後も駆逐艦はフルハルで造って行きたいと思います。ただそうすると基本的にピットロードのキットばかりになってしまいますが。
船体を台座に固定できる様、台座に0.5mmの真鍮線を追加し、船底側には0.5mmの穴を開けておきます。
作成中にひっくり返ると困るので重心を下げる為に船底に適当な錘(ネジ2本)を瞬着で固定します。

船体のパーツを貼り合せてから、ヒケや段差をパテで埋めます。船尾のプロペラガードは真鍮線でディテールアップします(実は勢い余って半分ぐらい削ってしまい、ディテールアップという名のリカバリに…)

主砲の12.7mm連装砲3門と4連魚雷発射管。
資料にしているモデルアートの「帝国海軍 駆逐艦 総ざらい」によると、夕立は1,3番砲塔がB型改、2番砲塔がB型とのことですが、キット付属はC型です。
上記資料の外観図ではB型改とC/D型はこのスケールにするとそんなに違いが無い(殆ど判らないレベル)なのでそのままにしますが、B型は向かって右の照準装置の箇所が丸みを帯びているのでそこだけ削ってそれっぽくしてます。(写真の上側2つがキットそのままで、右下側のがB型っぽくしたもの)
型の関係で側面にモールドが無くてちょっと寂しいので、資料見ながらプラペーパと伸ばしランナーで窓やハッチ・ジャッキステーを上面のモールドとのバランスを考えて追加してます。

連装砲の砲身を真鍮パイプに置き換え。
これまで基部に0.6mmの穴を開けてそこに0.5mmの真鍮パイプを挿していましたが、基部のサイズ的に0.6mmの穴は結構厳しいので、0.4mmの穴を開けてそこに挿した0.3mmの真鍮線を継ぎ手にして真鍮パイプを固定しました。