駆逐艦 雪風 1945 その2


船底パーツとの合わせ目の段差を黒い瞬着で埋めてからディテールを追加していきます。
舷窓をピンバイスで開けていきますが、大戦末期は船体の強度を上げる為に舷窓を鉄板で塞いでいたとのことなので、カッティングプロッタでプラペーパをφ1mmに切り抜いた物を貼付けます。
0.15mmのプラペーパだと実寸に換算すると10cm厚となりかなりのオーバースケールなので、貼った後にペーパーをかけて薄くしています。最初から0.05mmのプラペーパにすればいいかもしれませんが、それだと流し込み接着剤で溶けてしまいそうなのでこういう方法をとってます。
舷外電路は今回も伸ばしランナーで追加。

写真矢印の所にあったラッタル(階段)のモールドを置き換えのために削り落とし、その脇にエッチングの水密扉を追加。ラッタルはリノリウムを塗った後に取付けます。

型の関係で船体後部の水密扉がただの四角(黒で着色)になっているので削り落としてエッチングパーツに置き換えます。水密扉が1つ足りない(赤で着色)のでそこは追加します。

水密扉の間の舷窓はピンバイスで開口。あと、探照灯台下の水密扉も置き換えてます。

スクリューの軸受けを真鍮パイプ、プロペラガードを洋白線で追加します。
船体の方は一旦ここで止めて、艦底とリノリウムを塗装・マスキングしますが天気が悪いので塗装は明日以降にして艦上構造物の作成を進めます。

艦橋。ピットロード純正エッチングパーツでディテール追加。追加装甲のない部分の窓枠が純正エッチングパーツに付いて無かったので、汎用窓枠パーツで追加しています。
信号所下の電探室に扉が無いのでエッチングパーツで追加。
艦橋天面に取付ける微細パーツは艦橋を船体に付けてから取付けます。

連装砲と魚雷発射管。今回も砲身を真鍮パイプに置き換えて、伸ばしランナーでジャッキステーを追加です。

純正エッチングパーツに絡車が付いていたので置き換えようと組んでみたのですがプラパーツと比べて小さいのでプラパーツのままにすることにしましたが、鋼線のディテールをはっきりさせる為にプラパーツに銅線を巻いてみました。