'88 NSR250R その7

カウルの研ぎ出しまでの間に本体の方を進めます。

チェーンカバーの左半分がリアアームにくっついるだけでなくチェーンを挟み込んでから右半分を接着するという、合わせ目消しと塗装の事を何も考えていないパーツ構成になっています。
実車の写真を見ると綺麗にリアアームとチェーンカバーを切り離しても問題なさそうだったので、エッチングソーですっぱり切り離してしまいました。こうすると合わせ目しも出来るし、塗装のマスキングも不要かつ、組立て時にチェーンを通すことも可能となります。

端面やその縁辺りの僅かなヒケや出っ張りはそのままだと柔らかいというかボケた感じになるので、メカらしくビシッとシャープになる様ペーパーで処理します…が、バイクってそういう処理の必要な箇所が多すぎです。ペーパーがけのしすぎで、パーツを押さえていた左手の親指と人差し指が痛いです。

そんな事を続けているうちに集中力が途切れて細かいパーツを折ってしまいました…
クラッチレバーとブレーキペダルがぽきっと…orz。キックペダルはランナーから外す前に折れてたので自分のせいではないのですが、なんかプラの材質が粘りが無いような気がします。
仕方が無いので接着して継ぎ目の傷消しにパテ盛って…なんとかリペア完了。

ブレーキディスクはエッチングパーツに置き換え。フロントディスクはこんな感じで中央部は元のパーツを使う為、ディスク部分を切り取ってしまいます。そのおかげでマスキングが不要になるのでディテールアップと一石二鳥って感じです。

ペーパでの処理を終わったら、台所用洗剤でパーツを洗浄します。
日本製のプラモデルなので離型剤が付いていることは無いですが、プラスチックかすや手の脂等が塗装に影響するので、綺麗に洗ってしまいます。

洗浄が終わったパーツ。パーツが非常に多い上に細かいので、ひとまとめにしてしまうとジグソーパズル状態になりそうなので、部位ごとに小分けにしてあります。
この後サフを吹いて細かい傷を消す予定です。
あ。クリアパーツの処理忘れてた。