インプレッサWRC2004 その6


中研ぎ・クリアがけから1ヶ月経ったので、研ぎ出しを行います。
1200番で微妙な凹凸を均してから、粗目→細目→仕上げ目→セラミックの順でコンパウンドをかけます。一晩置いてからマスキングして窓枠等にフラットブラックを吹きます。一晩置いたのは磨いた後すぐにマスキングすると表面が曇る様な気がしたからですが…ホントに曇るかは未検証です。
ボディに各パーツを取付けます。窓ガラスのパーツとピラーに隙間があるのでピラーに接着剤を付けてマスキングテープで固定してましたが、うっかりマスキングテープの端がデカールにかかってしまい、テープを剥がした時にペリッと…。「持ってかれたー」とどこかの錬金術師みたいな台詞が出ました(汗)。幸い黒一色の所だったので裏から黒を塗ってリカバー完了。
後、細かいパーツを取付けたら完成…ですが、最後の最後で大きなトラブル発生!。ロールバーが窓ガラスの取付け部と干渉してボディがシャーシに取付けられません。ロールバーの取付け位置なんかミスったのかなぁ…とりあえず干渉している箇所は組んだら見えなくなるのでロールバーの干渉箇所を削り落としました。

完成です。
ルーフの上のアンテナはキットの物は太すぎるので0.2mm/0.3mmの真鍮線で置き換えてます。実車では3本のアンテナは途中でくるっと輪を作ってるんですが、それの再現が中々難しいのでそこは目をつぶってストレートなアンテナにしています。

リアウィングの黒いところはカーボン地の模様が欲しかったんですが、パーツが一体成形の為非常に複雑な形状になっているのでカーボン柄のシートをを貼るのは諦めました。


ボンネットとトランクのキャッチピンはディテールアップパーツの物を使ってますが、ピンはボディの突起を削り落として0.4mmの洋白線に置き換えて居ます。

アオシマやハセガワと比べると流石タミヤ!って感じで非常に作りやすかったです。
合いが良いのはもちろんですが、細かい所に配慮がされていました。例えばライトのレンズカバー、大抵は外から填めて接着するので位置決めが微妙な上に普通のプラ用接着剤は使えない(事もないけど結構大変)ですが、このキットはレンズカバーに鍔が付いていて内側から填めることで位置がピタッと合う上に普通の接着剤が使えます。
厄介な点は…まぁ仕方ない事ですが、色指定がタミヤカラーなんでMrカラーメインだとぱっと見で判り辛い点ですね。
これで思い入れのある車はあらかた作ってしまったので、当分カーモデルは無いかも。