1/48 T-4 BlueImpulse その1

前回大袈裟に書きましたが、個人的に禁断としていた1/48に手を出します。
何故1/48を禁断としていたかと言うと単に「完成後に置く場所に困る」というだけなんですが…
出戻りモデラーになってすぐに作ったF-20,VF-1Sをリメイクしてきて、「次はT-4だ」と以前作った1/72 T-4を見ていた所、これぐらい小型な機体なら1/48でも置き場に困らないはずという結論に行き当たり、初めて1/48に手を出すことにしたのです。

1/48 T-4 BlueImpulseには定番品がありますが、あえてここは限定版の2012/2013版で行きます。

仮組み。
大きさは1/72 F-14F-15とそんなに変らないですが、存在感というか迫力があります。さすが1/48。
全体的に合いが良いので組むのが楽そうです。1/72のT-4では機体下面のエンジン辺りに金型のへたりと思われる歪みがありましたが1/48ではそういうことは無い様です。



エアインティク内壁のパーツは押し出しピン跡を埋めてから貼り合せます。その後内側の合わせ目を溶きパテと割り箸に巻いたペーパを使って消します。
エアインティク部は内壁のパーツを挟み込む様に左右を貼り合せますが、内壁側についているガイドピンのせいでリップと内壁がピタリを合わないのでガイドピンを切り飛ばし、エアインティクの合わせ目消しの後に取付ける事にします。
エアインティクもスジ彫りが浅い所があるので全体的に彫り直ししてます。また右のエアインティクで型の抜きの関係で下面側のリベットが抜けている所があるのでそこは0.3mmのピンバイスで追加しておきます。
内壁パーツの内側を白で塗装するまでエアインティク周りは一旦置いておきます。

主翼は内側が中空なので強度がなさそうだったのでプラ板・プラ棒で補強を作ってから上下を貼り合せます。

折角の1/48なのでコクピット周りには手をいれます。
後席の後ろ側、キットでは何も無い壁なので実機の写真を見てそれらしい機構をデッチあげます。

コンソールは計器類が凸モールドで再現されていますが、ビーバーの塗装済みエッチングパーツの方がより精密です。少し迷っていますが、コンソールの凸モールドは削り落としてエッチングパーツを貼付ける予定です。